ネットで「宮崎 遺言」と検索すると、弊所ウェブサイトと共になぜか宮崎駿監督作の「風たちぬ」のページも表示される。なぜだろうとか不思議に思って調べてみると、プロデューサーの鈴木氏がこの「風たちぬ」を宮崎監督の遺言だと、各所で発信しているらしいのです。なにかしら、因縁めいていると、ひとりで思っていると映画のお誘いがありました。これは絶好の機会だと考え、早速話題作「風たちぬ」を観て参りました。一言でいって、感動しました。と同時に、僕ら世代がいかに怠惰に生きているかを反省させられました。プライドをもって、生きることの格好よさを忘れて生きている僕でしたので、余計に身が引き締まる思いでした。飽食の時代に生まれ、欲しいものさえわからない時代に生きる者に対する、痛烈なメッセージがあった様に感じました。主人公の「僕らは毎日を大切に生きているんだよ」のセリフは、目的を失いがちの世代への温かくも、強烈な批判だったと思います。そしてユーミンの歌とばっちり合って、帰りの車内はしばらく歌い続けていました。まるでこの映画の為に作られたかのように。ぜひ、今までジブリ作品を観てこられなかった男性や父親世代にも観て頂きたいと思いました。しかし、子供はどうかな?わかるかな?
話は変わりますが、横の席の若い女性が映画上映中ずっとスマホを触っていました。マナー違反ではあるのですが、その前に映画制作者の方々に失礼だと思います。映画を作品を作りあげるのは、かなり大変な作業だと思います。自分のお金だから自由じゃんという考えから一歩脱却し、作品をしっかり観るというのが、僕ら観客の最低限のマナーなのではないでしょうか。そして、面白くなければ、率直に批判すればいいのだと思います。と言いながらも僕自身昔、映画館で爆睡した事を思いだしました。
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