今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の親族間で起きた話です。
詳しいことはよく知りませんが、この兄妹は実のきょうだいでは無かったようです。
兄は伯父の血筋の養子、妹は伯母の実子で前夫の子、ということらしいのですが、この関係を聞いたのは「相続問題のゴタゴタ」が終わってから10年以上経ってからでした。
それで、あの伯母が逝った時の「遺言書騒動」の話が納得できました。
当時は何も知らなくて、二人とも腹は違っていても兄妹だとずっと思っていましたから、「なんでこんなにゴタゴタするのか」と不思議に思ったものです。
伯母は良かれと思って、妹である我が家の母に「遺言状」を預けたのでしょう。
また、その遺言は「法律通り」のものよりも、兄のほうに多くしてあったようです。
家屋敷と熱海の別荘は兄に、繁華街の外れにある貸し店の権利は妹に、という内容でした。
唯一毎月現金が上がる貸し店が妹に残されたことを、兄本人よりも兄嫁が激怒し、街中で妹をひっぱたいたそうです。
それ以来両家はせ没交渉で、私の母の葬儀には来てくれましたが、遺恨は残ったようです。
難しいものですね。我が家は遺産が少なくてよかったです。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。う~ん 正直いってよく分かりませんね。遺言では、お兄さんの方に多くしてあったのに、現金収入のある方を妹さんが相続したからお兄さんのお嫁さんが妹さんをひっぱたくって!文面を読んだだけですが、そのお嫁さんはとても不幸せないやな顔をしていると勝手に想像しています。どれだけわがままで強欲なのでしょうか。ただこの遺言書にはメッセージつまり付言事項がなかったのでは?と思います。財産分けには必ずその理由と思いを伝えるメッセージが必要ですよ。そうすれば、もっと違った結果になったのではと思います。また相続トラブルは遺産のあるなしではありません。投稿者のご家庭も必要ですよ。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡