今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
これは私の友人の話になるのですが、友人の家は不動産関係を生業にしている家系でした。
数年前に当主である祖父が無くなりお祖父ちゃんっ子だった友人に付き添い私もお葬式に参列したのです。
私も良く遊びに行っていたし良くしてもらったので手伝い自体は全然苦にはならなかったのですが…
お葬式が終わって今後の遺産などの話になった途端、友人の親戚達がこぞって言い争いを始めたのです。
「私が面倒見てたんだから私が一番貰えるはずでしょ!?」
「アンタはあの土地を貰っているんだからいいだろ!?」
ドラマでは無く実際にこういったやり取りを聞くとは思いませんでした。
故人の遺影を目の前にここまで言い争える神経がいまだに理解出来ません。
泣いている友人を慰めながらその場を後にさせましたが、なまじお金があると目の色が変わってとても怖かったです。
遺言書のお陰で友人にも少し遺産は入ったみたいですが、友人はそれを使わず取っておくそうです。
せめて亡くなった方に配慮してもらいたいなと思いました。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。このお声にあるように、テレビのドラマで見るよな話が実際にあるのです。うちには関係ない。そんなことが言い切れない!それが現実です。しかしそれは防ぐことが出来ます。その方法が遺言です。あなたの意思を書き記しておくことがとても大切なのです。あなたのモノやことの行き先を決めておく。それがトラブルを防ぐことにも、残されたご家族が安心する為にも必要なことです。ゆいごん書を書きましょう。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡