今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
先日、友人宅が税務署から税務調査に入られました。
何にかかる税務調査かというと、相続税に関するものだったそうです。
税務調査というと、マルサなどが企業に踏み込むような場面をよくニュースで見かけますが、さすがに個人宅には強制調査のようなものはなくて、事前に電話があるようです。そして電話では、特に難しい調査ではないとか、故人の亡くなる際の状況を聞きたいなどと、耳馴染みの良い事だけを言って、調査に来るということでした。税務調査があった場合は、税務署は空振りで帰ることはできませんので、絶対に何か指摘して追徴課税を行うそうです。税務署とはそういうところなんでしょう。また、どれだけ正しい申告や納税をしていたとしても、絶対に税務署には勝てないようです。
ああだこうだ言われて、追徴されるが落ちとのことでした。
また税務調査といっても、税務署員も人間ですので、身ぐるみ全部を剥がしてやろうというわけではなく、自分たちも課せられた追徴ノルマを達成するために、数字が必要なだなんだそうです。
ある程度の数百万程度の追徴で済まされるのがほとんどなんでしょう。
そこで逆らったりすると、追徴額が増えていきますので注意が必要ということでした。