今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の母方の実家は十数代続く(十八代です)旧家なのですが、祖母が亡くなり、数年後に祖父も後を追うようにして亡くなりました。
後から思えば、祖父が入院している段階で遺産の相続について話し合いをしておくべきだったのですが、当時私はまだ中学生でそこまで思慮が回らず、皆祖父の看病に必死だったり、全国に兄弟姉妹が散らばっているので、それぞれの生活が大変で、誰もそこまでしませんでした。
そしてやがて祖父が息をひきとり…勃発したのが遺産相続問題です。
中途半端に旧家なものですから、長男が「釜の灰までもわしのもんじゃ!遺産相続を放棄しますって書類に全員サインしろ!」と言いだしました。それを聞いて兄弟6人はびっくりです。何せ数億円の遺産がありましたから…。長男の言い分は「長男として墓を守っていくんだから、遺産は全て長男のもので当たり前」という事でした。結局裁判になりました。何年も何年もかかりました。裁判にかかった費用も膨大です。同じ過ちを、今後我が家庭では繰り返したくないと思っています。
ここがポイント!
お声がけ頂きありがとうございます。このお声にもあるように、遺産相続トラブルになると、時間と労力と費用がかかってしまいます。またその争いは親族間での争いです。実は僕の親族も相続トラブルでした。このお声のような多額の相続財産ではなかったのですがトラブルになりました。そんな遺産相続トラブルの予防薬がゆいごん書です。遺されたご家族がまもるお薬がゆいごん書なのです。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡