今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の祖父が2年前に亡くなり、初めて相続というものが発生しました。
祖父は農業をしていたので、まずはそれに関する相続手続きということで、多数所有する田畑の相続が行われました。相続人は私の母です。
一言でいうと名義変更するだけの相続登記に過ぎないのですが、その事務手続は、なぜにと思うほど、多数の書類を必要としました。
行政書士に依頼することもできましたが、私自身が興味本位で自分の力でやってみたいという思いがありましたので、全て自分自身で行いました。
全て書類を揃え、法務局に持参するのですが、少しでも間違えていたら、やり直しと聞いていたので、すごい緊張しましたが、何とか無事に審査を通ることができました。その後、権利証の代わりとなるIDをもらいました。これで手続完了です。
以上、私の相続体験談でしたが、最も簡単である相続登記でさえも、大きいファイル1つ分くらいの書類作成が必要となります。
この相続登記を毎日のように全国の方が行っておりますが、もう少し簡素化できないものかと思います。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。確かに相続手続きは厄介ですね。相続人を確定する為に多くの戸籍資料が必要ですし、相続財産についても調べなければなりません。しかしゆいごん書があれば、その面倒な手続きを簡略出来ます。相続人の方全員の印鑑も必要ありません。ですから、ゆいごん書は遺された人を負担を減らせます。遺された方の事を思うならゆいごん書が必要ですよ。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡