今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
今年2月に祖母が亡くなりました。
母方の祖母で、かなり貧乏な家です。母は3人兄弟ですが、母の兄と弟家族は、祖母のやりくりで生活していました。
なけなしのお金の中から、2000万ほど、祖母は残していました。
2年前施設に入ってから、お金の管理は、弟夫婦がしていました。
先が短いとわかり、入院中から、弟夫婦の家はリフォームをしていました。
もちろん、祖母のお金で。
別に、ダメだとはいいませんけどね。でも、生きてるんですよ。祖母は。
祖母が亡くなり、弟夫婦は母にお金を貸してほしいと。。
おばあちゃんのお金使ってしまったから。
はぁ。
なんだか、むなしい瞬間でした。
もう少し待ってほしかったな。
少し祖母がため息をついているような気がしました。
あれほどお願いしていた、形見分けも無いままです。
思い出がほしかったんですけどね。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。これは明らかに問題ですね。祖母の方がゆいごん書かせめてエンディングノートでも残して頂ければこんなことにはならなかったのではと思います。言葉や想いを記しておくことはとても大切です。この投稿者の方のように形見わけがほしいというお声もよく聞きます。「うちには財産がないから、何も必要ない」ではないのです。あなた自身が財産なのです。思い出が欲しかった。最後のこの言葉がまさにそれを物語っているのではないでしょうか。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡