今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
誰かが亡くなった後の相続の話はなかなかきりだせないものです。
ですが、なるべくなら一度話し合うことが必要だと私は思っています。
私が小さいころ、身近な所で相続トラブルがおこりました。
祖父が亡くなり、バタバタとお葬式や片付けなどをしました。
ひと段落つき、やっと故人に対して悲しんだり、懐かしんだりできると思っていた矢先、トラブルがおきたのです。私の祖父は土地や建物をいくつか所持していました。遺言状などなく相続の話し合いもしたことがなかったので、兄弟間で相続のトラブルがおきトラブルが解決するまで10年を要しました
その後は縁は切れたままです。
『相続トラブル』
いままで仲がよく過ごしてきた兄弟や親戚の間でこんなトラブルがおこるなんて夢にも思わない人が多いでしょう。ですが、お金がからむと想像もしていないことが起こるのです。亡くなる前に遺言を残す。相続の話し合いをしておく。必要ないと思わずに一度話し合ってみてください。話し合うことで大事な縁を守ることが出来るかもしれません。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。「大事な縁を守ることができます。」と最後にありましたが、まさしくこの一言は実務家としてぐっと胸にささります。相続トラブルはお声の中にもあるように、親族間でのトラブルです。今まで仲の良かった親族でのトラブルほど悲しいものはありません。そしてその為には、ゆいごん書が必要です。そしてゆいごん書はトラブルを防ぐだけではありません。書いた人の為にもとてもいいのです。あなたの大切な人を護るため、あなた自身の為にゆいごん書を書いてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡