今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私は、親戚関係に税理士や司法書士がいることもあり、若い頃から細かいことでもそのような方々に相談するのは当然という感覚を持っていました。中年期に差し掛かると、同級生たちが徐々に親世代の介護や老後と向き合うようになり、相談を受けることが増えました。
「うちには遺言をつくるような、だいそれた財産はないから」と言っていた友人も、最近はネットなどで様々な情報に接し、少しずつ意識が変わってきたように感じています。
株や預金・不動産などは、親やその先祖たちが一生懸命に築き上げ、また守ってきた大切な財産です。自分や自分の家族の生活のためだけではなく、子々孫々が困窮することなく生活できるよう・・との願いもこめられたものです。
介護を受けていた方が徐々に判断能力をうしなっていきつつある場合などは、はやめに遺産について調べ、配分を考え出したほうがいいと思っているので、私は素人ながら、相談を受けたときは、まず財産状況を把握し、それをもとにプロの方に相談することを勧めています。
手数料や相談料などを補って余りある安心感が得られるうえ、介護に専念でき、そして穏やかに最期を看取って差し上げられるきっかけになると考えています。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。こういったお声を拝読させて頂くと身の引き締まる思いが致します。昔から餅は餅屋といったものですが、インターネットなどの普及により情報を検索、調べることは昔に比べ遥かに容易になっています。弊所にご相談にお越し頂ける方も、基礎的な情報や知識はお持ちの方が多いです。しかし、ゆいごん書や相続などはその知識を掛け合わせなければいけないときがあります。単一的、表面的な情報だけでは気づかないこともあるのです。その為に我々専門家が存在しているといってもいいですね。弊所も無料相談を行っていますし、最近は相談料もぐっと下がってきていると思います。まずはご相談されることが、問題解決の第1歩だと思います。不安な状態が続くことほど嫌なことはありません。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡