今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
交際している彼の家に遊びに行って、彼のご家族となんということもない世間話をしていたときに、彼のお母さんが
「あなたはひとりっこだから、相続の心配とかしなくてもいいし、我が家は資産家じゃないから大変なことは無いけど」と前置きをして、
彼の親族の家のお話をしてくれたのですが、遺産をめぐって兄弟がののしりあいの大喧嘩を、現在進行形で繰り広げているのだというのです。
「たいした金額じゃなくても、兄弟で取り分が少ないのが許せないみたいね」
私自身の家は、全く財産は無く、背負わされる借金が無いことが何よりの財産。そんな貧乏な家で育ったので、遺産相続で兄弟が争っている、と聞いても「なんだかドラマの世界みたい」と、他人事な感想しかでませんでした。
遺産を分けるにしても、現金がいい人、家が欲しい人、家を売ってお金にしたい人家は残したい人と、各家庭によって本当に違うんだなと、わかりました。
親の面倒を見た人が一番たくさんもらえるという法律でも作ってくれたら、みんな親の老後見るようになるのでは?となんとなく思いました。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。親の面倒をみた人が一番たくさんもらえるとは、なかなか面白いご意見ですね。しかし、面倒をみた人が複数だったり、そのみたという評価をどうするのか?なかなか難しいところもあるかと思います。しかし、このご意見はゆいごん書で解決できます。財産の分配をどうするのかは、遺言を書く方の自由意思です。おまけに相続トラブルを防ぐこともできます。ですからゆいごん書はとても大切なものなのです。あなたもゆいごん書を書いてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡