今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
おばあちゃんは今年80歳です。
毎年何かの病気で病院に入院しています。なので、彼女もそろそろ。。と思うくらい弱くなって行きますね。
先週、おばあちゃんのお姉さんがなくなりました。
おばあちゃんはとてもがっかりしたようで、自分の人生を整理する姿を見せてくれました。
死んだらこれはどうする、あれはこうするとか。
私にも死んだら自分が持っているかばんをくれるとか。
遺言は死を目前にし、急いで財産を分配するためだけではなく、気がしっかりしてるうちに自分の人生を整理し、回りをしっかり把握するにも必要かと思いました。
もちろん、人はいつ死ぬかわかりませんね。
なので、日ごろ、若くても、健康でも自分の遺言を作成するのは一度自分の身の回りのことを考える機会でもなるかと思いました。
おばあちゃんはこの先、どれだけ長く生きるのかはわかりませんが、ほんの少しの財産も誰にいくら、誰にいくら。すでに分配してあるようです。
もちろん最後の自分の病院の看護費用と葬式費用として当てるつもりだと、今から言い残してます。
何しろ、長く健康で一緒にいてくれることを祈ります。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。とてもあたたかいご家族の姿が想像できほほえましく思いました。「もちろん、人はいつ死ぬかわかりませんね。なので、日ごろ、若くても、健康でも自分の遺言を作成するのは一度自分の身の回りのことを考える機会でもなるかと思いました。」と投稿者の方が書かれていました。残された家族への愛を形にするのが遺言ですが、実はその遺言を書く段階で、ご自身を見つめ直すきっかけになる。まさしくこれが遺言を作成する意味だと思います。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡