今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の父方の祖母はとある島に住んでいるのですが、その相続問題で少し揉めていると父から聞きました。
相続は島の大きな土地になるそうです。そして経緯はわからないのですが、6人兄弟で4番目の父がその土地を相続することになっていました。
しかし、長男が今、島で祖母の介護などをしており、それが相続問題にも影響しているとのことでした。
数日前、父から別荘はいらないか?と私は聞かれました。つまり、島の土地です。
私は手入れなどをする時間がないと思い、いらないと答えました。
すると父は「じゃあ手放す」と言っていました。
上記ケースは、「島の土地」なので、受け継ぐのか受け継がないのかはっきりさせやすい問題なのかもしれません。
しかし兄弟が多かったり、兄弟の仲が悪かったり、上記のように特定の人が親の介護をしている場合などでは、相続問題で揉めるケースはあるのかもしれません。
実際、父も兄弟の仲が全ていい訳ではなかったようで、「大変だ」と言っていました。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。確かに兄弟が多かったり、仲が悪かったりすれば相続問題でもめるケースは多いようです。しかし、仲のよいご親族でももめるというのが実務でも感じるところです。仲のよいご親族では相手に嫌われたくない為、大切なこと、本当のことを話しづらく、事前の準備がなかなか進まないようです。相続問題の解決にはゆいごん書が一番です。法的にも心にも有効なゆいごん書が相続問題を解決します。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡