今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
親からの財産を相続できるという事は幸せな事だ。しかし、財産によって、親の死後争いになる事が多いというのも事実。
昔は、長男が財産を継ぐというのが普通と思われていたので、大きく争う事は今より少ないように思える。
しかし、今は法律に基づいて財産分与するという事が普通になってきたため、自分の権利を大きく主張する人が増えた。
それは今の世の中の状況を考えると、仕方のない事だろう。
財産のかたちは色々で、平等に分ける事には無理がある。よって、一般の人が財産で争うというのは解らないでもない。
ただ、お寺の僧侶同士で、何年もの間争ってもらっては、檀家として余りにも情けない。兄弟にもかかわらず。
財産が沢山あるのだろうが、檀家のお布施や寄付などによるところが大きいのではないのか。
僧侶としてどうなのか。そのような僧侶にお経をあげて貰っても、有難くもなく、説法など聞く気もしない。
人間としての手本になるような僧侶として、寺を守る事に専念し、早々に相続問題にけりをつけて貰いたいものだ。
相続・遺言体験談