今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
知人の親御さんが亡くなったときの、遺言について聞いた苦労話をしたいと思います。
大切な人を亡くした悲しみが癒えぬ中、なんとか葬儀も終えて落ち着きを取り戻しかけた
頃にその問題が起きたそうです。
身内が集まった席で故人の財産を話し合いによって分けたのですが、四十九日を過ぎたころ
改めて遺品の整理をしていると、遺言書が見つかったというのです。
もうすでに相続を済ませたと思っていた身内が集まって、遺言書について対応を協議。
法律の専門家に相談したところ、その遺言書を家庭裁判所に提出し、その遺言書が
本当に故人によって書かれたものかなどを、確認する手続きが必要になったのだそうです。
その手続きを終えて、改めて身内の間で相続をしなおしたそうです。
相続は誰もが経験することなので、決して他人事ではないなと思います。
両親が健在の内から、たまにはそういう真剣な話し合いも必要なのではないでしょうか。
相続争いなどで親しい身内が険悪にならないためにもです。
相続・遺言体験談