今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
今春、伯父が亡くなったのですが、その遺産をめぐってちょっとしたトラブルになっています。
伯父には子供がおらず、遺産の半分は伯父の妻に、残りを兄弟で分ける、ということになっていたのですが
実際、伯父夫婦とはお付き合いもほとんどなく、唯一、父の弟とわずかながらの交流があっただけ。
そのためか、遺産の配分に関する諸々の手続きを叔父が買って出てくれて
父はすっかり信頼しきっていましたのでお任せ状態でした。
数か月後、叔父より「兄弟で分けると、一人あたりこの程度」と具体的な額が提示され
それがかなり微々たる額だったようなので、放棄しないか?との話がありました。
父と叔父で話合い、放棄することに決まり手続きの準備をしていましたが、
父以外の兄弟(姉妹)からは放棄の同意が取れず、キチンと頂きたいとの連絡が。
二男である父が弟や妹らに確認をすると、驚くような事実が。
実際の兄弟の相続額は、父に知らされた額の5倍はあったそうなのです。
叔父は父の放棄した相続分を自分の取り分として、あわよくば、弟や妹の分まで
独り占めしようと考えていたようだったのです。
あわてて父は放棄の手続きを中止。
今現在、叔父との間でゴタゴタにもめている最中です。
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