声　金の切れ目が縁の切れ目

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

相続についての体験談です。

主人が代々地主家系のため、土地や不動産を何件か所有していました。
よくテレビドラマなどで相続問題をテーマに、親族間での争いをしているシーンを見かけます。
しかし、まさか自分たちにそのような争いが起こるとは思っていませんでした。

そして何年後かに所有者である義父が亡くなったのです。
遺言書はなかったため、財産は子供たち（義姉・義兄・主人）で分割することになりました。
そこからあのドラマで見る光景が実際に起こったのです。
嫁という立場から口出しは一切できないため、黙って見守るしかありませんでした。
特に土地はご先祖様から代々所有しているものなので、売却するには気が引ける。
しかし、宅地でもないただ広いだけの土地を所有していても税金や維持費がかかる。
一方、収益物件であれば家賃収入を得ることができる。
義姉も義兄も収益物件のみの相続を主張しました。
主人は争いごとが苦手なタイプなので強く主張できず、結局相続を放棄しました。

しかし私はそれでよかったと思います。
今でも義姉と義兄は相続について揉めているそうです。

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