今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
祖父は、若い頃に家を飛び出し日本のあちこちを渡り歩き、やりたい放題で、家族を持ってからもトラブばかりおこしていました。
高齢になり父が引き取りしばらく家にいましたが、孫達とソリが合わず家を飛び出して、田舎の叔母のところにしばらく転がり込んでいました。
叔母は、金遣いが荒く、ろくに貯金もしていなかった祖父の葬儀代などを心配して、少しずつ保険のようなものをかけていたといいます。
その祖父が亡くなったのが十数年前、叔母は保険の書類準備をはじめましたが、若い頃からあちらこちらを渡り歩いていたもので、移動した戸籍がわからなくなり、保険の書類がそろわずにそのままになってしまっていたようです。
その叔母も亡くなり、叔母遺品の中から祖父の保険書類をみつけたらしく、祖父の戸籍云々の話が再びでてきました。
しかし、結局戸籍の書類をそろえる事ができず、どれほど支払っていたのかわかりませんが、叔母がかけていた掛け金は無駄になってしまいました。
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