今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
主人の祖父が亡くなった時の話です。
主人の実家は、主人の母が家を継いでいます。
すぐ近くに家を建てて住んでいる妹(主人の叔母さん)とはとても仲良しで、本宅である実家に四六時中遊びに来ていました。
義母と伯母さんは、姉妹本当に仲が良くて祖父母を交えるととても仲良しの家族に見えていました。
それが・・祖父が亡くなってから、急に関係がこじれました。
遺言書があったかどうかは、嫁の私にはわかりません。きっとなかったからこうなったんだろうと思います。
伯母さん家族が、葬儀をした後からパッタリと実家に寄り付かなくなりました。
あまりにあからさまだったので、嫁の私でも「何かあったの?」と主人に聞いたくらいです。
原因は遺産相続のもつれでした。
義母は、家を継いで来たこと・祖父母をずっと面倒見てきたこと・土地の管理や税金の支払いも全て義母がしてきたことを理由にあげたようですが、伯母はあらゆる理由をつけて、畑の1部と、自宅に併設しているマンションを伯母の旦那名義にしました。
義母は「もう関わりたくないから」と、早々に手を打ったようです。
お正月には、本宅である実家に挨拶に来ますが、居心地が悪いようでいつもすぐに帰ります。
お盆や彼岸は直接お墓に行き、本宅の実家には挨拶に来なくなりました。
亡くなった祖父が一番悲しんでいると思います。
一番イヤで、かなり典型的な結果になりました。
私にも実姉がいます。
「絶対そんなことで仲がこじれないようにしようね!!」と堅く約束しました。
遺言書残したほうがいいですね。
実体験から、本気でそう思います。
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