今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
先日母方の祖父が亡くなりました。祖父は色々な不動産や株券などを持っていたのですが、どんなものをどれくらい持っているのか全く把握している人がいなくて、みんなすごく困っていました。特に配分でもめるとかそういうことではなくて、ただどうしたらいいものかと困っていたというわけです。
母の兄弟は3人で、平等にわけようということは暗黙の了解で決まったみたいです。なんとか権利書とか通帳とかの場所をみんなで探し回りました。
そんなときふといつも使っているたんすの引き出しをあけると、なんと祖父の遺言書それも弁護士さんに頼んでちゃんと作っておいたものが出てきたのです。
弁護士さん立ち合いのもと開封しました。祖父は残された者のためにきちんと遺言書を作っておいてくれたんです。
そのおかげで母たちは法にもとづいて財産をわけて、一件落着しました。祖父はきっとわざとあんなわかりやすい場所においておいたんだろう、と私は勝手に思っています。
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