今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
これは私の友人の話になりますが
私の友人の親は立派な一軒家持っており、非常に資産家に見えました。
その友人の父は当時73才ぐらいでして、3年前から体調がわるくなり寝込むようになって去年あたりに急死しました。
私はあんな立派な家をもらえるなんてうらやましいなと思っていました。
そして、その友人も「貯金は残していないが家を引き継げるだけでもうれしい」と述べていました。
ところがどっこい、その友人の親は友人に内緒で自分の兄弟の連帯保証人になっていたのです。
その友人の親の兄弟は建設業の社長をしており設備を拡大するために資金を銀行から借りるために友人の父が連帯保証人になったそうですが、今は業績が悪化しており資金繰りが厳しい状況になって滞納しているそうです。
そのことがわかったのは友人の父が亡くなってから2ヶ月過ぎてから催促書が来てからだそうです。
その額は利息で膨れ上がり、何千万単位まで膨れ上がっていたそうです。
それで友人が泣く泣く相続を放棄したそうです。
この話がわかったのは友人がまだ賃貸で暮らしているのを疑問に思って聞いたところ事情を話してくれたおかげです。
同時に連帯保証人の怖さも実感しました。
相続・遺言体験談 多数公開中。