今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
もう随分昔のことになりますが、祖母が亡くなった時に私の親を含み親戚連中が葬式、相続等でとても揉めました。喪主となった叔父が某宗教へ入信していたことから葬式の仕方やその後の財産分与が他の叔父叔母たちとことごとく対立し、結局お葬式の日程まで延期してしまわないといけなくなったことがありました。
葬式で誰がどこに座るかとか届いた花の飾る順番、誰を呼ぶか…今考えても本当に下らなさすぎる極みのことばかりで喧嘩をする大人達は見ていて見苦しいものでした。そもそも人が亡くなったらその人を偲んで参拝に来るものだと思うんですが、呼ぶ人まで決めなきゃいけないって理解不能でした。
亡くなった祖母から見たら、こんな最後の最後に自分の子供達がこんな風にいがみ合うところを見たかったでしょうか?決してそんなことはなかったはずです。
そんな親親戚達を目の当たりにした私は、自分のお葬式に対して思うことやその後の自分の財産のこと…希望(意思)は遺言書という書面で形にしておこうと固く心にきめました。
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