今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
今のところ、東日本大震災の影響で見送られてはいるものの、近い将来、相続税は大幅な増税が予定されていることをご存知でしょうか?妻と子供2人が相続人である場合を例にとってざっくり説明すると、現行では財産総額が8000万円以下であれば、課税対象になりませんが、改正後には4800万円以上が課税対象になります。まあ、4800万円だって大金ですから、大丈夫、どのみちウチにはそんなにお金なないから関係ない!って思いますよね。でも、相続財産って、現金だけじゃないんですよね。車や庭木、土地家屋、有価証券など、ぜんぶが相続財産に含まれます。たとえば土地家屋。特に賃貸用の不動産じゃなくて、自分が住んでいる自宅とその土地、これももちろん含まれます。首都圏、とくに東京都内などに一軒家を自己所有していたとしたら、ごくごく普通の勤め人だって、4800万円はそう遠くない、十分越えてしまう可能性の十分ある金額です。つまり、他人事じゃない、ってことです。景気も低迷していますし、良く考えてきちんと対策したほうが良いなあ、と、つくづく思いました。