今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
「相続」と聞くと、良いイメージと悪いイメージが交錯する。
私にとっての相続は、あまり良いものではない。それは、主人の父親がいい加減な会社経営をした上亡くなってしまったからです。
融通手形だとか小切手など、口頭だけの貸し借りの証拠がない物だらけだったからです。
本人が亡くなっている分、どうしても不利になる事が多く本当に困りました。
親戚とか懇意にしていたであろう方々のため知らん顔もできず、世間体もあり、保険金や土地を売却して支払う事になった。
土地の売却も難しいうえ、多額だったため残る物はほとんどなく返済にまわした。かろうじて残せたのが姑たちが暮らしていた古い家だけだった。
ほとんどの物を失い、相続といえるほどの物も無かったため、幸か不幸か相続でもめるような事はなかった。
このような事がなく、保険金や土地を相続するとしたら… 姑と兄妹3人どんな感じで相続問題と向き合っていたのだろうと考えると、今となっては無くて良かったのかなと言う気もする。
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