今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
昔、小学生のころ祖父をガンで亡くしました。
もうその頃には死ぬ事がどういうことなのか理解している年齢で、
祖父が好きだった自分はもう会うことは出来ないんだとものすごく悲しくて
涙が止まりませんでした。
祖父が他界したことによって問題になったのは遺産相続。
自分の親も含め親類たちは自分がより多く遺産を貰おうと喧嘩が始まったのです。
お互いをののしりあい、罵声をあびせ嫌みや文句を言う。
それが連日続きました。
お願いだから喧嘩はやめて!と何度叫んでも聞いてもらえず、子供はだまってろ!逆に叱られました。
自分を含め年齢の近い子供達はその剣幕に泣きました。
近所の人が外に連れ出して子供達を遊ばせてくれたけど、外にいてもその声は聞こえ
みんな、何となくおもいきり遊ぶことが出来ませんでした。
自分が大人になった今でも親戚たちはあの頃の遺産相続についての不満を必ず言います。
正直もうその話はうんざり。
もう何十年も前の事なのになぜまだ不満を言っているのか分かりません。
自分が思うこと。それは争っている場面を子供に見せないでほしいということです。
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