今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私が母方の祖父から相続したのは5年程前でした。
死因は心臓発作です。それ以前にも2,3回倒れていたということで
一族としても覚悟ができていました。
祖父は大手企業のサラリーマンではありましたが、お金の使い方は非常に荒い人でした。
それを本人も知っていたようで、生前相続でその財産のほとんどを祖母に譲っておりました。
祖母は賢い人でしたので投資話等にも耳を貸すことなく、
ひ孫のためにとお金をためているようです。
また、その祖母も高齢になったため、現在は叔母に譲っています。
公的な遺書はありませんでしたが一族としてもそれを了承しているので争うこともありません。
そんな私自身が祖父の遺産としていただいたのは数十万円です。
私には一人、姉がいますが姉も同じ金額だったそうです。
ここから私が学んだことは「事前にきめておけば無用なトラブルは防げる」ということです。
私の場合幸か不幸か、祖父には死ぬまで時間がありました。
けれども、人はいつ死んでもおかしくはありません。
元気なうちに相続をどうするか、というのを話し合って損はないと思います。
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