今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の親友の実話です。
両親が他界し、祖母が亡くなり親友と妹さんがその財産を相続することになったとき、叔父が豹変したのだそうです。
「お前の親父ばかり施しを受けて、俺はなにもしてもらってねえ」と、財産放棄の書類に判を押さなかったとのこと。
それまで叔父とは良好な関係であったため、その豹変ぶりにすごく戸惑ったみたいですが、どう説得しようがとりつく島もない叔父に親友も諦めたらしいのです。
親友は「莫大な財産ならともかく、僅かなカネと二束三文の土地に拘ってなにが楽しいんだ?」と叔父と縁を断ったようです。
結果、親友の実家は叔父が管理し、親友は隣町に引っ越すことになりました。
親友の叔父だってもう高齢ですし、実家はやがて親友の手に戻ることになるとは思いますが、すでにマイホームを購入した親友が実家に戻れるわけもなく、やがて実家は朽ち果ててゆくのでしょう。
先祖は今の様子をどう見ているのでしょうか。自分の身に置き換えて考えてみることも必要ですよね。
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