今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
先日、叔母がなくなりました。叔母はもう、何年も前にご主人を亡くされていて一人暮らしでした。
叔母には子供が3人いましたが、みんな女の子で嫁がれていて遠くに離れて暮らしていました。
私は、叔母の葬儀で、叔母の長女にあたる私のいとこより、生前に叔母が遺言書を書いていたのを聞きました。
叔母は一度、腫瘍が見つかり、その腫瘍を取る手術をしたのですが、その前に遺言書を書いたようです。
その内容は、葬儀の時に使う写真を指定していたり、葬儀の時の喪主や挨拶を誰にしてもらうかを書いてあったそうです。
葬儀の時に使う写真は、叔母は写真館に出向いて撮った写真でした。
改まった顔をして、普段はしないお化粧をして、なんだか緊張した顔でうつっていました。
きっと、1人でとても不安な気持ちでこの写真を撮ったんだろうと思わせる顔でした。
結局、手術は成功し、その後も元気に暮らしていたのですが、その時の遺言書を書き換えることもなく、ずっととってあったそうです。
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