今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
祖父が亡くなった時、孫までほとんど全員が成人していました。
相続に関する事の殆どは、両親が税理士や司法書士の方々に相談しながら手続きしていたようです。
しかし作業がほぼ終わった頃、数千円・数百円単位の銀行口座の残高がいくつか見つかり、それぞれの銀行に行って処理しなければいけなくなりました。
銀行によって作業手順が違い、その日のうちに必要書類を揃えられないこともしばしば。数回銀行に通うこともありました。
口座の処理が終わると、いくらかの株式もあることがわかり、自分で手続きすることを条件に私が相続することになりました。
まずは親戚の遺産放棄が必要で、連絡して印鑑を打ってもらうところから始めました。離れたところに住む親戚がいると帰省を待つか、書類を郵送しなければいけないので、正直この作業が一番大変でした。その後、それぞれの会社に手続きの仕方や必要な準備などについて問い合わせ、すぐに訪問できる場合は直接行って書類の書き換えなどの作業を終わらせてもらいました。全ての手続きが完了するまでには長い時間がかかり、煩雑なところも多く本当に疲れました。この事をきっかけに、自分自身の財産管理も心がけるようになりました。
相続・遺言体験談 多数公開中。