今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
相続に関することですが、私の生まれ育った田舎は現在相当な
過疎地となっています。
兄弟は男三人でして、昭和30年代後半町の工業高校を卒業した
後は、それどれ他県都会のそこその民間企業に就職しました。
よってそれぞれ都会で所帯を持ち、定年を迎える頃となりました。
母親も他界して数年経過し、田舎の不動産の相続しなければと
言う事になりました。
家屋敷の他、田畑や山がありますが、知り合いに草刈等をお願い
してきた状況で、更に田舎の過疎地であり、その価格値打も知れた
ものです。
そこで長男が喪主した関係で、長男が総て引き継ぐ事が最良との
事で司法書士に相談し書類作成し、兄弟各自実印押印と印鑑
証明を入手する予定でスタートしました。
すると土地を含めた家屋敷が、現状と法務局の内容とに大きな
違いが見つかりました。
それは大正時代の頃から相続が、順次訂正行われていない件
が原因と発見されました。
取りあえず各兄弟での了解書類はそのまま進めておりますが、
法務局の建物等の訂正は、現在専門家が介入し作業を進めて
いるところです。
よって今頃、各時代の適正な相続が如何に大切か痛感して
おります。
相続・遺言体験談 多数公開中。