今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
主人のお婆さんが亡くなられた時のお話です。
亡くなられたのは主人の母方です。お義母さんは3姉妹の真ん中。
昔には良く耳にするお話ですが、3姉妹の内、三女を
産んで、すぐお婆さんの実の妹さんの養子に。
(妹さんは子宝に恵まれなかった様です。)
そんな環境ではあるものの、お義母さんを含め姉妹三人は
仲良くされていました。
お婆さんの妹さんは、先に他界されていて
養子に出された三女は、既に遺産を相続しておられます。
それに加え、お婆さんが生前、養子に出した負い目に
悪い事をしたね。と数千万円のお金を三女に渡しておられます。
そして主人のお婆さんが亡くなった。
仲の良い3姉妹でしたので、お婆さんの遺産はきれいに3等分しようと
長女と次女(お義母さん)の間で話し合いはついていました。
初七日が終わったその後からが問題でした。
三女に遺産相続は3等分するからと伝える前に、先に弁護士から連絡が。
最初から、そうするつもりだったのに、私にも均等に遺産をもらう権利がある!と、
響きは良くありませんが、自ら立候補。
ちなみに、三女は見舞いなど一切せず顔を出す事はありませんでした。
最悪なのが、長女・次女ともに遺産金額をごまかして
インチキをするかもしれないから、葬儀代を含め、亡きお婆さんにかかった
お金の領収証の提出を求める始末。
それを見て納得したら、同意するとの内容でした。
血の繋がった姉妹であるのに直接、妹さんと話す事は出来ず、
随時、弁護士を通してのやり取り。
長女である叔母さんも、お義母さんも、とても残念がっておられました。
今まで3姉妹、連絡を取り合ってきておられましたが、
遺産さえ相続できたら、お姉さん二人と縁を切りたいと、三女の方から
申し出があったそうです。
この様な話はテレビでしか見た事がなかったので
自分のまわりで、このような残念な事が実際起こると思っていませんでした。
人の嫌な部分を見たのは初めてです。
でも、その現実を受け止めるしかないのです。
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